2025/05/25 更新

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ト セツヒ
杜 雪菲
Setsuhi To
所属
国際商学部 国際商学科 講師
職名
講師
プロフィール

企業の情報開示、および投資家の企業情報処理活動を中心に、財務会計・ファイナンスの実証研究を行っている。

外部リンク

研究キーワード

  • 情報処理

  • 情報開示

  • 会計情報

  • 合理的不注意

  • 情報の非対称性

研究分野

  • 人文・社会 / 経営学

  • 人文・社会 / 会計学

  • 人文・社会 / 商学

学歴

  • 東京大学   大学院経済学研究科 博士課程

    2021年4月 - 2024年3月

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    備考: 博士課程

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経歴

  • 横浜市立大学   国際商学部   専任講師

    2024年4月 - 現在

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所属学協会

  • 日本会計研究学会

    2022年 - 現在

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  • 日本経済会計学会

    2022年 - 現在

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論文

  • 企業の不確実性と投資家の情報処理の関係に関する実証研究 査読

    杜 雪菲

    現代ディスクロージャー研究   20 ( 1 )   1 - 26   2024年3月

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  • 株式投資家の会計情報選択と処理―日米の実証研究に基づく考察― 査読

    杜 雪菲

    経済学論集   84 ( 1 )   51 - 78   2024年3月

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  • 四半期情報の開示と投資家の情報処理

    首藤昭信 杜雪菲

    會計   204 ( 2 )   81 - 94   2023年8月

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MISC

  • 学会ルポ 日本会計研究学会第83回大会 日本経済会計学会第41回年次大会 アカウンティング・ウィーク2024

    杜 雪菲

    企業会計   76 ( 12 )   132 - 133   2024年12月

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講演・口頭発表等

  • Accounting Distortion and Growth Explanations for the Accrual Anomaly

    日本経営分析学会&日本ディス クロージャー研究学会 第36回年次大会  2019年7月 

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  • 企業の不確実性が投資家の情報処理に与える影響に関する実証研究

    日本経済会計学会第3回秋季大会(第21回ディスクロー ジャーカンファレンス))  2023年12月 

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 証券投資家の情報処理の決定要因に関する実証分析

    研究課題/領域番号:24K22639  2024年7月 - 2026年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  研究活動スタート支援

    杜 雪菲

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    配分額:2730000円 ( 直接経費:2100000円 、 間接経費:630000円 )

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  • 投資家の情報処理意思決定について

    研究課題/領域番号:22KJ0801  2023年3月 - 2024年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  特別研究員奨励費

    杜 雪菲

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    配分額:1000000円 ( 直接経費:1000000円 )

    本研究課題の目的は、株式投資家の情報処理に関する意思決定を解明することであった。そのために、2022年度にはまず、関連する領域の既存研究約200本を対象に、包括的なサーベイを実施した。独自のフレームワークで既存の研究成果を体系的に整理した上で、実務関係者と今後の研究者に対する示唆を分析・要約し、残されている研究課題を提示した。完成したサーベイ論文は、2022年に『経済学論集』に採択され、2024年3月に刊行された。
    上記のサーベイ実施時に得られた課題意識のもとで、2023年度は、2つの実証研究を完成・発表した。1つ目は、企業の決算発表集中時の投資家の情報処理に関する分析で、その成果は論文として『現代ディスクロージャー研究』に公刊した。当該研究は、大規模データの分析を通じて、上場企業の決算発表が集中し,投資家がそのすべてを処理できない場合,相対的に事業の不確実性が高い企業から優先的に情報処理を行う,ということを明らかにしたものである。
    2つ目の研究は、日本企業の四半期開示制度をめぐる議論に新たな知見を提供するために、共同研究に参加して、四半期情報に対する投資家の処理活動の活発さを定量的に検証したものである。四半期開示の任意化の是非をめぐっては、2020年から議論が続いている。しかし、重要な論点の1つである、投資家が実際に四半期情報をどの程度処理しているかに関しては、実証的証拠の蓄積が少ない。本研究では、投資家の情報処理をインターネット上の企業情報検索量で定量化し、四半期開示時に投資家の情報処理が通常時よりも高くなることを、複数の検証手法を用いて確認できた。本研究の成果は、共著論文として『會計』に掲載した。今後の制度設計に新たな示唆を与えるとともに、情報開示のインパクトを投資家の情報処理の観点から検証した、数少ない研究成果の中の1つとしては、学術的にも重要な意義を有する。

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  • 株式投資家の企業情報処理の優先順位の検証

    日本学術振興会  次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING) 

    杜 雪菲

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担当経験のある科目(授業)

  • 証券市場論

    2024年4月 - 現在 機関名:横浜市立大学

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  • 財務諸表分析

    2024年4月 - 現在 機関名:横浜市立大学

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  • コーポレート・ファイナンス

    2024年4月 - 現在 機関名:横浜市立大学

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  • 経営財務論

    2024年4月 - 現在 機関名:横浜市立大学

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