所属
都市社会文化研究科 都市社会文化専攻 准教授
国際教養学部 国際教養学科
国際教養学部 国際教養学科
職名
准教授
通称等の別名
髙橋力也
外部リンク
学位
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博士（国際関係）
研究キーワード
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国際関係史
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法典化
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国際法実務
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国際法史
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国際連盟
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安達峰一郎
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戦争違法化
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エリヒュー・ルート
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戦間期
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松田道一
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山田三良
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国際主義
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国籍法
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立作太郎
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マンレー・O・ハドソン
研究分野
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人文・社会 / 史学一般 / 国際関係史
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人文・社会 / 日本史 / 日本外交史
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人文・社会 / 国際法学 / 国際法
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人文・社会 / 国際関係論 / 国際機構論
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人文・社会 / 国際法学 / 国際法史
学歴
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早稲田大学 アジア太平洋研究科後期博士課程
2014年 - 2016年
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ロンドン大学キングス・カレッジ大学院 戦争学科修士課程
2009年 - 2010年
国名： グレートブリテン・北アイルランド連合王国(英国)
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イリノイ大学大学院 ロースクール修士課程
2008年 - 2009年
国名： アメリカ合衆国
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慶應義塾大学大学院 法学研究科修士課程 民事法学専攻
2006年 - 2008年
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慶應義塾大学 法学部法律学科
2002年 - 2006年
経歴
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横浜市立大学 国際教養学部 准教授
2022年 - 現在
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日本大学国際関係学部 助教
2016年 - 2022年
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外務省国際連合日本政府代表部 専門調査員
2012年 - 2014年
所属学協会
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国際法学会
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日本国際政治学会
委員歴
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国際法学会 国際交流委員会
2020年9月 - 2024年8月
論文
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国際法の仮面を抱いてー国際連盟脱退論争にみる立作太郎の外交論 招待
高橋力也
国際法研究 ( 15 ) 61 - 82 2025年3月
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「ムッシュー・マツダ」の海賊条約草案ー国際連盟における国際法の法典化と松田道一ー
高橋力也
アジア太平洋討究 ( 42 ) 193 - 215 2021年11月
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戦間期国際法の法典化と国際法学者マンレー・O・ハドソン──国際連盟とアメリカのはざまで 査読
高橋力也
国際政治 ( 204 ) 66 - 82 2021年4月
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ルートと戦間期国際法の法典化ーワシントン会議と国際連盟の競合関係ー
高橋力也
アジア太平洋討究 ( 37 ) 103 - 141 2019年11月
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立作太郎以後ー戦時期外務省における法律顧問設置構想ー 査読
高橋力也
国際法外交雑誌 116 ( 3 ) 117 - 137 2017年11月
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一九三〇年ハーグ国際法典編纂会議における「妻の国籍」問題と日本—「国際法の進歩」と「帝国の利益」— 査読
高橋力也
国際政治 188 15 - 29 2017年4月
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戦間期日本の国際法実務と立作太郎ー1930年ハーグ国際法典編纂会議における領海幅員問題を事例としてー 査読
高橋力也
アジア太平洋討究 28 ( 28 ) 245 - 259 2017年3月
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国際連盟における国際法典編纂事業と日本国際法学会ー国際法の受け手から作り手へー 査読
高橋力也
アジア太平洋研究科論集 30 ( 30 ) 1 - 20 2015年
書籍等出版物
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East Asians in the League of Nations: Actors, Empires and Regions in Early Global Politics
Christopher R. Hughes, Hatsue Shinohara（ 担当： 共著 範囲: Japanese International Lawyers and the Codification of International Law in the League of Nations）
Palgrave Macmillan 2023年2月 （ ISBN:9789811970665 ）
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国際法を編む―国際連盟の法典化事業と日本―
高橋力也（ 担当： 単著）
名古屋大学出版会 2023年1月 （ ISBN:9784815811112 ）
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もうひとつの戦後史ー第一次世界大戦後の日本・アジア・太平洋ー
高橋力也（ 担当： 共著 , 原著者: 高橋力也 , 範囲: 第5章「国際法の法典化と戦間期日本ー国家責任問題における文明国標準を中心にー」）
千倉書房 2019年4月 （ ISBN:9784805111710 ）
MISC
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紹介「樋口真魚著『国際連盟と日本外交─ 集団安全保障の「再発見」─ 』」 招待
高橋力也
国際法外交雑誌 121 ( 3 ) 89 - 93 2022年11月
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国際連盟の教訓を踏まえた国連 「機能不全論」の誤解を解く 招待
高橋力也
ウェッジ 34 ( 9 ) 72 - 74 2022年8月
講演・口頭発表等
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国際法を編む―国際連盟の法典化事業と日本 招待
高橋力也
第45回国連史コロキアム 2023年7月
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（コメント）中国国際法学における「国際法基本原則」学説の研究 招待
藥袋佳祐, 望月直人
中国研究所2023年第2回定例学術研究会 2023年9月
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国際法を編む―国際連盟の法典化事業と日本 招待
高橋力也
第430回東京大学国際法研究会 2023年11月
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国際法を編む―国際連盟の法典化事業と日本 招待
高橋力也
第200回九州国際法学会例会 2024年7月
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国際法の法典化と戦間期日本―外交保護権における文明国標準をめぐって―
高橋力也
「20世紀と日本」研究会 2017年11月
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国際連盟における国際法典編纂事業と日本―法の『書き手』としての国際法学者の役割― 招待
高橋力也
第14回国連史コロキアム 2018年7月
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国際連盟における国際法典編纂事業と日本
高橋力也
2018年度日本国際政治学会研究大会 2018年11月
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（コメント）戦間期の国際法秩序形成に対する日本の国際法専門家の貢献 招待
喜多康夫
京都大学国際法研究会 2023年7月
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戦間期日本の国際法実務と立作太郎ー1930年ハーグ国際法典編纂会議を事例としてー
高橋力也
2016年度国際法学会研究大会 2016年9月
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Japanese International Lawyers and the Codification of International Law in the League of Nations 国際会議
Rikiya Takahashi
New Directions in Historical Studies of the League of Nations: Perspectives from East Asia 2017年1月
受賞
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令和5年度理事長・学長表彰奨励賞
2024年3月 横浜市立大学
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第40回大平正芳記念賞
2024年2月 大平正芳記念財団
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第56回安達峰一郎記念賞
2023年9月 安達峰一郎記念財団
共同研究・競争的資金等の研究課題
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満洲事変以後の国際連盟―戦後国際連合体制への継承と断絶
研究課題/領域番号：24K00235 2024年4月 - 2028年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
篠原 初枝, 後藤 春美, 帶谷 俊輔, 齋川 貴嗣, 高橋 力也, 貝賀 早希子
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国際連盟における国際法の法典化事業と国際法学者ハドソン
研究課題/領域番号：19K13635 2019年4月 - 2021年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 若手研究
高橋 力也
配分額：1560000円 （ 直接経費：1200000円 、 間接経費：360000円 ）
マンレー・ハドソンをはじめとした、戦間期の米国国際法学者の国際法の法典化に関する二次資料の調査を行なった。また、ハーバード大学において収集済みのハドソン文書の整理・分析を並行して実施した。
戦間期の米国の学界においては、国際法の法典化の是非をめぐり盛んな議論がなされていたが、論点の中心となったのはそもそも法典化とは何を指すのかという問題であった。
当時、法典化には、「いかなる法」を法典として編纂するのかという観点から、広狭二つの意味が込められているといわれていた。狭義の法典化は、すでに国際社会で確立していた慣習法をそのままの形で法典に書き込むという、英米法で使われる用語でいえば、いわゆる「再述」を指す。一方で、広義の法典化は、既存の慣習法を改廃する、または現在はまだ規律されていない分野に法を樹てることで、新しい法を創造する「立法」をも含むものと解された。前者は「現にある法」を、後者は「あるべき法」の成文化をそれぞれ想定していると一般的にはいわれる。
そのような中でハドソンは、上記の区分でいえば、広義の法典化の理解を採用し、これを「国際立法」と呼び、その必要性を熱心に説いた。その背景には、従来のように狭い意味での法典化では、国際社会の変革を求める国際世論の声に応えられないというハドソンの考えがあった。ハドソンの国際法観には、法社会学の泰斗ロスコー・パウンドの社会学的法学の影響がみられることが先行研究によって指摘されているが、今後この点とハドソンの法典化に関する見方との関連性について考察を進めていきたい。
なお、これまでの調査の過程で派生的に明らかとなった国際連盟における法典化事業と米国の関係について、その一部を論文の形で発表した。 -
アジア太平洋における国際連盟―新たな国際連盟史研究の構築と発信
研究課題/領域番号：17H02496 2017年4月 - 2021年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
篠原 初枝, 後藤 春美, 等松 春夫, 齋川 貴嗣, 詫摩 佳代, 高橋 力也
配分額：17030000円 （ 直接経費：13100000円 、 間接経費：3930000円 ）
4月にこのプロジェクトの海外協力者であるLondon School of Economics のProf. Christopher Hughes を交えての研究会を行い、各自の研究テーマを確認するともに、このプロジェクトの全体の方向性を議論した。具体的には、歴史研究であるものの、国際連盟が現在のグローバルガバナンスにつながることを各研究者が意識し、そのうえで、研究を進めていくことが確認された。
日本国際政治学会の学会誌『国際政治』193号「歴史のなかの平和的国際機構」特集号（2018年9月発行）において、研究代表者が編集責任者となり、研究分担者2名が寄稿した。研究代表者は序論において国際機構を歴史的に研究することの意義を論じ、2名の研究分担者は、それぞれ国際連盟の文化的活動および国際連盟の保健衛生活動について論文を記した。
11月の日本国際政治学会の年次研究大会においてパネルを持ち、当科研費プロジェクトの全員がそれぞれ報告者、討論者、司会者となり、研究成果を発表し、また議論をおこなった。このパネルは「アジアからみた国際連盟―設立100周年に向けた国際連盟史の再検討」と題され、国際連盟について欧米の研究者を中心に再検討が進みつつあるが、このパネルでは、連盟の活動の場であり連盟メンバーでもあった「アジア」に軸足を据えて連盟を再考した。「国際連盟保健機関（LNHO）極東支部の活動と遺産」、「国際連盟における国際法典編纂事業と日本」、「国際連盟の知的協力事業と日本・中国」というペーパーが発表された。討論者からは、「西欧・非西欧」、「技術協力の非政治性？」といった興味深い論点が提起され、またフロアからもアジアに重点をおいて連盟を考察することの意義が問いかけられるなど、充実したセッションであった。