2025/07/31 更新

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タナベ ユリコ
田辺 有理子
Yuriko Tanabe
所属
医学研究科 看護学専攻 精神看護学 講師
医学部 看護学科
職名
講師
プロフィール

看護師、保健師、精神保健福祉士、公認心理師。
精神看護学を中心に、倫理、医療安全、地域生活支援、精神医療の歴史を研究しています。
看護、介護現場の職員の感情のマネジメントや虐待防止のための現任教育に取り組んでいます。

外部リンク

学位

  • 修士(看護学) ( 北里大学 )

  • 博士(医学) ( 横浜市立大学 )

研究キーワード

  • 精神看護学

  • 精神医学史

  • 地域生活支援

  • 倫理

  • 暴力

  • 看護学

研究分野

  • ライフサイエンス / 臨床看護学  / 精神看護学

所属学協会

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委員歴

  • 日本アディクション看護学会   理事  

    2024年12月 - 現在   

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    団体区分:学協会

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  • 一般社団法人日本高齢者虐待防止学会   理事  

    2024年6月 - 現在   

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    団体区分:学協会

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  • 日本アディクション看護学会   監事  

    2021年12月 - 2024年12月   

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    団体区分:学協会

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  • 日本高齢者虐待防止学会   会計  

    2021年6月 - 2024年6月   

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    団体区分:学協会

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  • 日本アディクション看護学会   編集委員  

    2018年9月 - 2022年3月   

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    団体区分:学協会

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  • 日本アディクション看護学会   幹事  

    2018年9月 - 2021年12月   

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    団体区分:学協会

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  • 日本高齢者虐待防止学会   編集委員  

    2015年4月 - 現在   

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    団体区分:学協会

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論文

  • Support Issues for People with Mental Disorders in Group Homes in Japan 日本のグループホームにおける精神障害者支援の課題 査読

    Noriko Yamada, Yuriko Tanabe, Rie Tanaka, Kazumi Yajima

    8 ( 5 )   2024年10月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.26502/jppd.2572-519x0224

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  • 虐待防止に向けた介護福祉職の感情マネジメント教育の効果 査読

    田辺 有理子

    高齢者虐待防止研究   20 ( 1 )   77 - 87   2024年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:日本高齢者虐待防止学会  

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  • 措置診察に同席した看護師が措置診察から入院にいたる過程で行う家族看護 査読

    加藤 智哉, 松下 年子, 田辺 有理子

    精神科救急   26   89 - 98   2023年8月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:(一社)日本精神科救急学会  

    本研究は,措置診察に同席する看護師が行う,措置診察から措置入院にいたる前後の家族への看護内容を明らかにすることを目的とした。精神科病棟に3年以上勤務し,2005年に心神喪失者等医療観察法が施行されて以降,精神保健福祉法27条に基づく診察に同席した経験を有し,措置診察に付き添う家族への看護実践をしたことのある看護師5名を対象に半構造化面接を実施し,逐語録を作成し質的記述的に分析を行った。結果は,【診察における安全確保】【複雑な家族関係の把握とアセスメント】【家族の回復への介入】【家族機能への介入】【退院後を想定した家族への介入】【不要措置で患者と帰る家族への支援】の6カテゴリと23サブカテゴリが生成された。緊迫した措置診察場面での看護実践だけでなく,措置診察が医療につながらない診察対象者,および家族への介入の必要性が改めて示唆された。(著者抄録)

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  • 小学校高学年の子を育てる母親の育児ストレスに関する縦断的調査 査読

    松下 年子, 田辺 有理子

    アディクション看護   20 ( 1 )   12 - 21   2023年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本アディクション看護学会  

    小学生高学年の子どもを育てる母親の,育児ストレスとその関連要因を明らかにすることを目的として,縦断的質問紙調査を実施した.対象は,妊娠中より出産後12年までの縦断的質問紙調査の協力者である.本稿のデータに資する対象者は出産後11年が143名,出産後12年が130名であった.またデータ収集の調査期間は,2020年4月から2021年12月までで,COVID-19の影響等が推測された.調査項目は,家族構成,相談・支援の状況,母親の状況,SOC(sense of coherence)日本語版スケール,気分,QOL(EuroQol-5D),日本語版Parenting Stress Index(PSI)とした.それらの関係及び関連要因について分析した.結果,母親のSOCは先行研究と比較して高い水準にあった.出産後11年目と12年目の比較では,不安感以外の尺度得点において有意な変化は認められなかったが,不安感は11年目が12年目よりも有意に高かった.SOCと,緊張と興奮,爽快感,疲労感,抑うつ感,不安感の各得点が,育児ストレス得点と相関が認められた.(著者抄録)

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  • Effectiveness of anger-focused emotional management training in reducing aggression among nurses. 査読 国際誌

    Yuriko Tanabe, Takeshi Asami, Asuka Yoshimi, Kie Abe, Yusuke Saigusa, Maya Hayakawa, Junichi Fujita, Keiko Ide, Akira Suda, Akitoyo Hishimoto

    Nursing open   10 ( 2 )   998 - 1006   2023年2月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    AIM: The aim of this study was to conduct a 5-h training programme on anger-focused emotional management for nurses and verify its effectiveness. DESIGN: The study used a one-group pretest-posttest design. METHODS: Participants (N = 283) attended a programme comprising lectures and exercises. The Japanese version of the Buss-Perry Aggression Questionnaire was administered pre-, post- and 3-month posttraining. Regression analyses were used to assess the effects of the programme by gender. RESULTS: For the total aggression score, the difference between the pre- and posttraining scores was -2.827 points and remained at -1.602 points 3-month posttraining. Physical aggression scores decreased posttraining, but the scores increased after 3 months. There were statistically significant gender differences in hostility scores; pre-training scores were slightly higher for men than for women and lower for men after 3 months. Total and physical aggression scores were higher for men than for women. The training programme decreased aggression, and the effect persisted after 3 months.

    DOI: 10.1002/nop2.1367

    PubMed

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  • 臨床現場とストレス 看護師のストレスケアに活用するアンガーマネジメント

    田辺 有理子

    ストレス科学   36 ( 4 )   247 - 255   2022年7月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:日本ストレス学会  

    看護は感情労働といわれ,患者への看護ケアを提供するために自身の感情を管理することが求められる.それが看護師の精神的な負荷となることから,自身のストレスケアが不可欠である.看護師は,患者や家族から怒りや攻撃を向けられることがある.患者の言動に傷つき,離職する場合もある.また看護師と患者の言動は相互作用であり,患者の言動に誘発されて,看護師が患者に対する不適切な言動を発してしまう危険性もある.更に看護師は協働する同僚やチーム,部署間・職種間のさまざまな場面でストレスを受けやすい.ストレスへの反応として,怒りやすくなることや攻撃性が高まることが知られている.感情のセルフマネジメントが未熟だと,患者や医療者間に生じるストレスに適切に対処できず,メンタルヘルスの不調や離職につながる,あるいは不適切に感情を表出し,虐待やハラスメントを引き起こす危険性がある.看護ケアのための感情の管理,人間関係等のストレスに対するセルフケア,患者への不適切なケアや暴力・虐待の防止,職場におけるハラスメントの防止などに共通した課題として,看護師が自身の感情と向き合うための教育が注目されている.アンガーマネジメントは,怒りをはじめとする感情に焦点をあてたトレーニングである.感情にまかせて怒ることも,怒りを溜め込んでしまうことも,どちらも改善の余地がある.アンガーマネジメントは,怒らないようになるための教育ではない.不要な怒りに振り回されず,必要な場面では上手に怒ることを目指す.怒りの感情が生じた際に,反射的な言動を防ぎ,怒ることか否かを考え,次の行動を選択する.アンガーマネジメントを学び,日々の臨床や生活に取り入れることで,自分の怒りの感情に気づいて対処する助けになる.怒りの認知と行動を改善することは,ストレスへのセルフケアに役立つだろう.(著者抄録)

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  • アルコール依存症の看護教育におけるSBIRTS導入の有用性と今後の展望 査読

    松下 年子, 辻脇 邦彦, 片山 典子, 荒木 とも子, 内野 小百合, 田辺 有理子, 桐生 敏行

    アディクション看護   18 ( 1 )   104 - 119   2021年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本アディクション看護学会  

    4年制大学看護学科および看護専門学校でSBIRTSについて講義や演習を行い、その教育的効果を講義・演習を受講した学生への質問紙調査によって明らかにし、さらに効率的なSBIRTS導入カリキュラムを提案すること、今後のアディクション看護学教育の方向性について探索することを目的として、講義・演習を実施した教員に対してインタビュー調査を実施した。学生に対する講義・演習前後の質問紙調査および、担当教員へのインタビュー調査の結果、前者については学生のアルコール問題に関する知識と認識に関する設問、12問中11問にて講義・演習前後で得点の有意差が認められた。学生がSBIRTSの講義・演習を通じてアルコール健康障害に関連した問題の知識と、多量飲酒者や問題飲酒者をスクリーニングすることに対する認識・意欲を高めていることが示された。つまり、本試みの有用性が示唆された。また後者については、【SBIRTSの授業】【従来のアディクション・依存症の授業】【SBIRTS授業後の学生の反応】【大学、専門学校でSBIRTSやアディクション教育をする意義】【教員のアディクションへの理解度、経験の不足】【今後のSBIRTS・アディクション教育】【継続教育の可能性】【学生のアディクション】【一般科看護師のアディクション看護の理解と活用】【アルコール治療の問題点】【現代社会の依存症、アルコール関連問題の扱われ方】【新型コロナ感染症禍下での依存症】の12カテゴリと、41サブカテゴリ、222コードが見出せた。(著者抄録)

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    その他リンク: https://search-tp.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2021&ichushi_jid=J05003&link_issn=&doc_id=20210907460006&doc_link_id=http%3A%2F%2Fid.nii.ac.jp%2F1246%2F00002190%2F&url=http%3A%2F%2Fid.nii.ac.jp%2F1246%2F00002190%2F&type=%89%A1%95l%8Es%97%A7%91%E5%8Aw%81F%89%A1%95l%8Es%97%A7%91%E5%8Aw%8Aw%8Fp%8B%40%8A%D6%83%8A%83%7C%83W%83g%83%8A&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F80205_3.gif

  • 重症心身障害児者施設職員の虐待リスクの認識と虐待防止行動 査読

    田辺有理子, 松下年子, 河口朝子, 原田美智

    日本ヒューマンリレーション研究学会誌   1 ( 1 )   51 - 62   2021年1月

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    担当区分:筆頭著者  

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  • 日本人信者の信仰と癒し、看護に関する認識 信者と聖職者を対象としたインタビュー調査 査読

    松下 年子, 片山 典子, 荒木 とも子, 内野 小百合, 一柳 理絵, 田辺 有理子

    アディクション看護   17 ( 1 )   16 - 42   2020年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本アディクション看護学会  

    日本人信者や聖職者の信仰と癒し、看護に関する認識を明らかにするために、24名を対象にインタビュー調査を実施した。データを質的帰納的に分析した結果、【信者と聖職者になるきっかけと葛藤】【信仰を通じた繋がりと居場所と交流】【信仰と家族】【信仰を基軸とした日常生活】【宗教の役割と信仰の意味と祈り】【日本人にとっての宗教と信仰】【信仰とケア】【自分にとっての信仰の意義】【死と宗教・信仰】【信仰の継承】の10カテゴリと36サブカテゴリが見出せた。対象者は<実家が聖職者ないし信者>等のきっかけで入信し<信仰をもつにあたっての葛藤と抵抗>を経験、<信仰を通じた地域やコミュニティ、他者との繋がり><寺や教会が提供する居場所>としての存在意義、<他宗教との交流のメリット>を認識していた。<異なる宗教をもつ家族、宗教をもたない家族との関係>等を経験し、<日々の生活の中に信仰が取り込まれている>ことと<生きる上での拠り所>である信仰を認識、<奉仕活動>を重視していた。<宗教の役割と存在意義><信仰の意味と伝統と今後の課題>、また<日本人の宗教観と宗教からの乖離><信仰の癒しとケアの類似性>と<ケアに活かされる信仰>の意義等の認識、さらに<信仰により病気を乗り越える>経験や<宗教施設におけるケアや支援>の実態掌握、加えて<聖職者として求められるケア役割とジレンマ><信仰や宗教的体験をもって癒される、浄化していく>こと、<信仰によるメンタルヘルスの維持・向上><死の受容と信仰>の関係、<死に関する宗教観の相違><子どもに対する信仰継承への希望>等の認識があった。(著者抄録)

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  • 依存症病棟における危険ドラッグ乱用者に対する看護 依存症病棟で勤務する熟練看護師の語りから 査読

    松下 年子, 片山 典子, 田辺 有理子, 塩月 玲奈, 早川 麻耶

    アディクション看護   17 ( 1 )   43 - 58   2020年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本アディクション看護学会  

    精神科病院依存症病棟における、危険ドラッグを乱用する薬物依存症者の看護とその困難を明らかにすることを目的とした。関東圏内の精神科病院依存症病棟に従事する依存症の臨床経験5年以上の看護師を対象に、個別のインタビュー調査を実施して質的帰納的に分析したところ、25コードと、【危険ドラッグ乱用者の動向】【危険ドラッグの看護】【危険ドラッグ看護の困難】【依存症看護のエキスパート】【モラールと将来への展望】の5カテゴリが抽出された。危険ドラッグが危険である理由、危険ドラッグ乱用者の背景および乱用動機と治療転帰の特徴、危険ドラッグの動向に関する今後の予測が示された。危険ドラッグの看護の実際としては、治療枠組みの設定や、患者の断薬に向けたモチベーション促進と、患者自らにSOSを出してもらうように対応することや、ハームリダクション的アプローチが目指されており、主要な業務は自助グループにつなげることと家族支援であった。看護の困難としては、危険ドラッグ乱用者の症状が予測つかないことや、強い薬物渇望への対応、そもそもの乱用者に対する怖いという心情が示された。また依存症看護のエキスパートについては、依存症看護から学ぶ姿勢や、関係性作りのスキルを有することが示され、それが看護師の依存症看護への魅了やモラールにもつながっていることが示唆された。(著者抄録)

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  • 看護基礎教育におけるアディクション看護の教育の現状 看護系大学および看護専門学校を対象とした質問紙調査より 査読

    松下 年子, 田辺 有理子, 林 美由紀

    アディクション看護   16 ( 1 )   57 - 70   2019年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本アディクション看護学会  

    近年社会問題化しているアディクションは、アルコールや薬物等の物質使用障害に加えてギャンブル障害、摂食障害、虐待、DV等の行為依存を射程とし、その支援にあってはアディクションの体系的な正しい理解が極めて重要である。また看護師は、支援の主たる担い手であることから本研究では、アディクションに関する看護基礎教育の現状について、大学と専門学校の比較を含めて明らかにすることを目的とした。全国の看護系大学199校と関東圏内の看護専門学校174校の精神看護学担当教員を対象に、アディクションの教育内容に関する質問紙調査の協力を依頼し、47大学、35専門学校から回答を得た。結果、対象学校の大半が精神看護学の中でアルコール依存症と薬物依存症を教えていたが、3割がアルコール依存症と薬物依存症以外のアディクションについては講義をしていなかった。また、約6割がアディクション看護教育にもっと時間をかけたいと回答していた。大学と専門学校の2群間比較では、講義内容について大学群の方が専門学校群よりも、アルコール依存症と薬物依存症の「依存の病理や嗜癖する心理」と、アルコール依存症の「家族が抱える問題や病理」を重視していた。摂食障害に関しては専門学校群の方が大学群よりも、アディクションの枠組みで講義している割合が高かった。最後に、アディクション看護学の教育については前向きに取り組みたい意思がある一方、リソース不足等で積極的に取り組めない現状があることが示唆された。(著者抄録)

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    その他リンク: https://search.jamas.or.jp/default/link?pub_year=2019&ichushi_jid=J05003&link_issn=&doc_id=20190620530005&doc_link_id=1902224&url=https%3A%2F%2Fkango-sakuin.nurse.or.jp%2Fnid%2F1902224&type=%E6%9C%80%E6%96%B0%E7%9C%8B%E8%AD%B7%E7%B4%A2%E5%BC%95Web&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00014_1.gif

  • 岩手県大槌町における長期コミュニティ支援 東日本大震災被災地支援プロジェクト報告2017

    田辺 有理子, 中田 信枝, 長谷川 朝穂, 鈴木 満

    精神科救急   21   7 - 10   2018年9月

  • 重症心身障害児者施設の職員による障害者虐待の具体的行為の検討 査読

    田辺 有理子, 松下 年子, 河口 朝子, 原田 美智

    高齢者虐待防止研究   14 ( 1 )   61 - 70   2018年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:日本高齢者虐待防止学会  

    2011年に障害者虐待防止法が制定され、障害者虐待の防止への意識が広がりつつある。障害のなかでも介護依存度の高い重症心身障害児者は、虐待を受けるリスクが高い可能性はあるが、実態の明確化は不十分である。そこで本研究では、重症心身障害児者施設における障害者虐待の現状を明らかにするために、施設職員12名を対象としてインタビューガイドを用いた半構造化面接を実施した。施設内のケアにおいて障害者虐待と捉える具体的な行為として、【手荒な対応】【乱暴な言葉使いや態度】【業務の効率を優先した介助】【適切なケアを提供できない】【入所者の性に配慮できない】【入所者の気持ちを汲みとった対応ができない】などに関連した48の行為が明らかになった。障害特性や重症度によっては、ささいな配慮不足が身体的な侵襲となる危険性があるため、幅広い知識教育、倫理教育が求められ、また、過重業務や職員のストレスが虐待の要因になり得るため、職員のストレスマネジメントが求められる。(著者抄録)

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  • 能動的学習法を取り入れた看護英語教育プログラムの検討 査読

    落合 亮太, 杉本 健太郎, 土肥 眞奈, 田辺 有理子, 中村 幸代, 赤瀬 智子

    横浜看護学雑誌   11 ( 1 )   42 - 47   2018年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:(公大)横浜市立大学医学部看護学科  

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  • 医療現場で発生する暴力としてのセクシャルハラスメントに関する国内文献検討

    田辺 有理子, 松下 年子

    性とこころ   8 ( 2 )   213 - 218   2017年2月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:日本「性とこころ」関連問題学会  

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  • 学校メンタルヘルスリテラシー教育の実践報告 査読

    上松 太郎, 松下 年子, 片山 典子, 田辺 有理子

    アディクション看護   14 ( 1 )   19 - 24   2017年2月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本アディクション看護学会  

    メンタルヘルスリテラシー(Mental Health Literacy;MHL)とは、オーストラリアのJorm,A.Fにより造られた概念で、MHLに取り組む先進国は、若者を対象としたMHLの教育プログラムを開発、展開している。今回、2013年度、2014年度に神奈川県内の精神保健福祉関連施設に在職する医療、教育関係者の協力を得て地域精神保健福祉機構COMHBO(以下コンボ)が開発したMHL教育プログラムを用いて、神奈川県および東京都内でMHL教育を実践し今後の課題を分析した。その結果、(1)MHL教育の実践校の拡大に向けた広報活動では、地域での学校開拓を地道に続けることが必要で、それが地域をあげたMHLの理解に繋がること、(2)私立学校では、公立学校以上にメンタルヘルス上の問題を深刻にとらえていると推察されるため、公立学校と同等のMHL教育の広報活動を展開することで、さらに対象校を開拓できる可能性が高いこと、(3)MHL教育の実施者の安定的確保には、地域貢献の視点から所属先地区の学校で実践できることが望ましく、プログラム実施者を輩出する施設のMHLに関する理解が深まる必要があること、(4)保護者を対象としたMHL教育の実践に向けた広報は、学校に対して行っていくとともに、新たなフィールドの開拓が必要であること、以上の結論が導き出された。(著者抄録)

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    その他リンク: https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2017&ichushi_jid=J05003&link_issn=&doc_id=20171101380003&doc_link_id=1703719&url=https%3A%2F%2Fkango-sakuin.nurse.or.jp%2Fnid%2F1703719&type=%8D%C5%90V%8A%C5%8C%EC%8D%F5%88%F8Web&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00014_1.gif

  • 危険ドラッグ乱用者に対する精神科救急・急性期病棟と依存症病棟看護師の認識 インタビュー調査より 査読

    松下 年子, 塩月 玲奈, 片山 典子, 田辺 有理子, 早川 麻耶

    日本アルコール関連問題学会雑誌   18 ( 1 )   159 - 166   2016年9月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本アルコール関連問題学会  

    関東圏精神科病院の精神科救急・急性期病棟と依存症病棟の看護師11名を対象に、危険ドラッグ乱用者への認識について半構造化面接を実施した。結果、以下のカテゴリが抽出された:「生きづらさを抱えた人」「困難感の欠如」「社会生活と対人関係の維持」「過保護な親の養育態度で育まれた依存性」「危険ドラッグ乱用者の多様性」「精神症状消退の遅延」。対象看護師は感情表出が不得手でコミュニケーションを求めない、また承認欲求が強い対象者の生きづらさと、困難感の欠如という否認、その背景にある崩れていない生活と、子どもの尻拭いをする親の存在を掌握していた。一方、危険ドラッグに対するほどほどなコントロール力の有無、また家族背景や乱用薬物の経緯の相違もあり、さらに発達障害等を重複する者もいることから、危険ドラッグ乱用者の多様性を認識していた。日々接する中で感知し得た、精神症状消退の遅延等の彼ら特有の病態についても語られた。(著者抄録)

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    その他リンク: https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2016&ichushi_jid=J04012&link_issn=&doc_id=20161018340034&doc_link_id=%2Fdw8aruko%2F2016%2F001801%2F043%2F0159-0166%26dl%3D0&url=http%3A%2F%2Fwww.medicalonline.jp%2Fjamas.php%3FGoodsID%3D%2Fdw8aruko%2F2016%2F001801%2F043%2F0159-0166%26dl%3D0&type=MedicalOnline&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00004_2.gif

  • 信仰心の世代間連鎖の背景 査読

    松下 年子, 河口 朝子, 原田 美智, 片山 典子, 田辺 有理子, 塩月 玲奈

    祈りと救いの臨床   2 ( 1 )   146 - 154   2016年7月

  • 訪問看護師が経験する在宅療養中の認知症高齢者の性意識と性行動 インタビュー調査の結果から 査読

    松下 年子, 河口 朝子, 原田 美智, 片山 典子, 内野 小百合, 寺戸 聡子, 田辺 有理子, 塩月 玲奈

    性とこころ   7 ( 2 )   176 - 179   2016年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本「性とこころ」関連問題学会  

    在宅療養中の認知症高齢者をケアする訪問看護師を対象としたインタビュー調査を実施し、どのような認知症高齢者の性意識と性行動を経験しているのかを明らかにした。訪問看護師18名(男性1名、女性17名)を対象とした。インタビュー内容は了解を得てICレコーダーに録音し、逐語録を作成した。「これまで訪問看護中に認知症高齢者の性意識・性行動に遭遇したのは、どのような場面・ケースでしたか」に関する回答の分析を試みた。分析の結果、「訪問看護師に対する性的発言」「訪問看護師に対する性的接触」「配偶者が他の異性に関与することへの危惧と嫉妬」「女性訪問看護師に対する嫉妬」「認知症の配偶者に対する性的行為への疑惑」「訪問看護師の言葉に自分との結婚を期待する」の六つのカテゴリが確認された。対応として認知症高齢者の個人としての尊厳を最大限に保証しつつ、まずは職員や介護者らが発生した問題を互いに報告・共有できる体制を作ることなどが必要だと考えられた。

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  • 岩手の訪問看護ステーションにおける精神科訪問看護の実施状況 査読

    熊谷 智義, 田辺 有理子, 佐藤 真由美, 山下 純子, 小林 しのぶ, 田沢 光正, 高橋 栄子, 熊谷 多美子, 長沼 敦子, 琵琶坂 和江, 及川 忠人, 立身 政信

    岩手公衆衛生学会誌   27 ( 1 )   20 - 21   2015年2月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:岩手公衆衛生学会  

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  • 森田正馬が視た!精神看護 看護者は精神障害者にどのように接してきたか 岩手県の精神科病院開設と看護人による看護の変遷

    田辺 有理子

    精神医学史研究   18 ( 1 )   34 - 38   2014年6月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:日本精神医学史学会  

    CiNii Books

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    その他リンク: http://search.jamas.or.jp/link/ui/2014259761

  • 訪問看護ステーションによる精神科訪問看護の課題 先行研究のレビューを中心に 査読

    熊谷 智義, 高橋 栄子, 佐藤 真由美, 田沢 光正, 熊谷 多美子, 長沼 敦子, 琵琶坂 和江, 山下 純子, 小林 しのぶ, 田辺 有理子, 立身 政信, 及川 忠人

    岩手公衆衛生学会誌   26 ( 1 )   36 - 37   2014年2月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:岩手公衆衛生学会  

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  • 岩手の地域特性を活かした生活支援の実践に学ぶ精神保健福祉専門職研修の試み 査読

    田辺 有理子, 熊谷 智義, 佐藤 真由美, 藤原 隆之, 山下 純子, 小林 しのぶ

    岩手公衆衛生学会誌   26 ( 1 )   38 - 39   2014年2月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:岩手公衆衛生学会  

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  • 精神保健福祉の地域生活支援ニーズに関する文献検討 査読

    田辺 有理子, 佐藤 真由美, 熊谷 智義, 山下 純子, 藤原 隆之, 小林 しのぶ

    岩手公衆衛生学会誌   25 ( 1 )   30 - 31   2013年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:岩手公衆衛生学会  

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  • 訪問看護ステーションによる精神障がい者への対応 岩手県内の2事例の比較 査読

    熊谷 智義, 高橋 栄子, 佐藤 真由美, 田沢 光正, 熊谷 多美子, 長沼 敦子, 琵琶坂 和江, 山下 純子, 小林 しのぶ, 田辺 有理子, 立身 政信, 及川 忠人

    岩手公衆衛生学会誌   25 ( 1 )   28 - 29   2013年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:岩手公衆衛生学会  

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  • 岩手県盛岡地域における精神障碍者の生活支援とニーズの状況 市町村、支援事業所、当事者、家族を対象とした調査の結果 査読

    山下 純子, 藤原 隆之, 小林 しのぶ, 熊谷 智義, 佐藤 真由美, 田辺 有理子

    岩手公衆衛生学会誌   25 ( 1 )   26 - 27   2013年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:岩手公衆衛生学会  

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  • 患者から看護師への暴力の報告を迷う要因 査読

    田辺 有理子

    日本看護学会論文集: 精神看護   43 ( 43 )   22 - 25   2013年1月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:日本看護学会  

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    その他リンク: http://search.jamas.or.jp/link/ui/2013215752

  • 患者から看護師への暴力の発生状況別にみる報告行動 査読

    田辺 有理子

    日本精神科看護学術集会誌   55 ( 2 )   281 - 285   2012年8月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:(一社)日本精神科看護協会  

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    その他リンク: http://search.jamas.or.jp/link/ui/2013208452

  • 精神科長期入院患者の退院支援における看護師の困難感 査読

    畠山 貴満, 田辺 有理子

    日本精神科看護学会誌   54 ( 3 )   56 - 60   2011年12月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:(一社)日本精神科看護協会  

    【目的】精神科の長期入院患者の退院支援における看護師の困難感を調査し、病棟看護師が退院支援でかかわるうえでの課題を検討する。【方法】2010年9月、精神科病棟で中心的に退院支援を行っている単科精神科病院2施設の看護師6名に退院支援を行ううえでの困難について半構成的面接を実施した。得られたデータから逐語録を作成し、意味内容にそってコード化、KJ法を用いてサブカテゴリー・カテゴリーを抽出した。また、カテゴリー間の関連を図式化した。倫理的配慮として、対象者には研究内容、参加は自由意思であり参加の拒否や途中辞退による不利益は生じないこと、個人情報の保護、研究者の連絡先を説明し、同意書への署名による同意を得た。【結果】精神科長期入院患者の退院支援における看護師の困難感として、110のコードから16の<サブカテゴリー>、5つの《カテゴリー》が抽出された。<退院先施設の数不足><退院先施設の空き不足>による《退院先の確保が困難》。<家族の理解を得られない><家族の高齢化><世代交代による家族関係の希薄化><家族の不安・恐怖><経済的負担>による《家族の受け入れ拒否》。<社会の理解不足><社会資源不足><制度・歴史の影響>による《社会の支援体制が整わない》。<自己管理能力を高めることが困難><退院意欲を高めることが困難>による《患者の退院準備が整わない》。<支援のモチベーションを維持できない><意識を統一できない><他職種との連携が困難><退院支援の成功体験が少ない>による《看護師の体制が整わない》がそれぞれ抽出された。【考察】今回の研究でもっとも重要な問題は《看護師の体制が整わない》であると考えられる。看護師のモチベーションや熱意がすべてのカテゴリーに影響を与えており、退院支援として提供される看護の質や退院支援の活性を左右すると考えられる。したがって、看護師のモチベーションを維持していくことがもっとも重要な課題であると考えられる。具体的な方法としては、病棟全体がチームとして退院支援に取り組み、統一した目標を設定すること、退院支援の成功体験を重ね、1人でも多くの看護師が退院支援に携われる体制を整えていくことが必要であると考えられる。また、5つのカテゴリーはそれぞれ関連性があり、影響し合っていると考えられる。(著者抄録)

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    その他リンク: https://search.jamas.or.jp/default/link?pub_year=2011&ichushi_jid=J02385&link_issn=&doc_id=20120123480011&doc_link_id=%2Fap0segai%2F2011%2F005403%2F011%2F0056-0060%26dl%3D0&url=https%3A%2F%2Fwww.medicalonline.jp%2Fjamas.php%3FGoodsID%3D%2Fap0segai%2F2011%2F005403%2F011%2F0056-0060%26dl%3D0&type=MedicalOnline&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00004_2.gif

  • 精神科病棟における患者の暴力に関する看護師の認識とその影響要因 査読

    田辺 有理子

    日本精神科看護学会誌   53 ( 2 )   281 - 285   2010年8月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:(一社)日本精神科看護協会  

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  • がんを併発した精神疾患患者の看護において症状発見を困難にする要因 査読

    田辺 有理子, 田中 有紀, 菊池 謙一郎

    日本看護学会論文集: 精神看護   40 ( 40 )   54 - 56   2010年1月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:日本看護学会  

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    その他リンク: http://search.jamas.or.jp/link/ui/2010119074

  • 精神科看護師が患者から受ける暴力の経験と報告に関する認識 査読

    田辺 有理子

    岩手県立大学看護学部紀要   11   13 - 22   2009年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:岩手県立大学看護学部  

    精神科看護師が患者から受けた暴力の経験と、その報告について明らかにすることを目的に、岩手県内22病院の精神科看護師を対象にアンケート調査を行い、902名(男性280名、女性622名。平均年齢40.5±10.8歳)より有効回答を得た。その結果、看護師が患者からの暴力を受けた割合は、言葉の暴力が94.9%、身体的暴力が94.2%、セクシャルハラスメントが78.5%で、報告については、過半数の看護師が暴力発生時の報告について明確な基準をもっておらず、暴力の内容によっては報告しないと回答した者の割合は、言葉の暴力では59.8%、セクシャルハラスメントでは50.7%、身体的暴力では39.4%であった。

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    その他リンク: https://search.jamas.or.jp/default/link?pub_year=2009&ichushi_jid=J03354&link_issn=&doc_id=20090415450002&doc_link_id=http%3A%2F%2Fid.nii.ac.jp%2F1318%2F00001767%2F&url=http%3A%2F%2Fid.nii.ac.jp%2F1318%2F00001767%2F&type=%E5%B2%A9%E6%89%8B%E7%9C%8C%E7%AB%8B%E5%A4%A7%E5%AD%A6%EF%BC%9A%E5%B2%A9%E6%89%8B%E7%9C%8C%E7%AB%8B%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E6%A9%9F%E9%96%A2%E3%83%AA%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%83%88%E3%83%AA&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F80188_3.gif

  • 精神科病棟における金銭自己管理の実施状況 自己管理の推進に向けて 査読

    田辺 有理子, 伊関 敏男, 稲葉 文香, 樋口 日出子, 菊池 謙一郎

    日本看護学会論文集: 精神看護   39 ( 39 )   71 - 73   2009年1月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:日本看護学会  

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    その他リンク: http://search.jamas.or.jp/link/ui/2009125326

  • 就労支援施設に通所する精神障がい者の満足感 居住環境による違いに焦点をあてて 査読

    東海林 志保, 伊関 敏男, 田辺 有理子, 稲葉 文香, 樋口 日出子, 菊池 謙一郎

    日本看護学会論文集: 精神看護   ( 39 )   3 - 5   2009年1月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本看護学会  

    就労支援施設に通所する精神障がい者の満足感を、居住環境の違い(独り暮らし、家族と同居、グループホーム)により明らかにすることを目的に、東北地方の通所型の就労支援施設2施設の利用者を対象にアンケート調査を行い、38名(男性32名、女性6名)より回答を得た(回収率90.5%)。その結果、独り暮らしの精神障がい者(5名)の満足度は、「仕事」(施設での活動)に対して60%が「現状のままで良い」(満足感が高い)と回答しており、施設に通うことで生活リズムを整え、精神的な安定を得ていることが窺えた。家族と同居している者(14名)では、「住居」の満足度が最も高く、住み慣れた環境で家族と過ごすこと自体に満足を感じていることが窺えた。また、グループホーム群(19名)では、「食事」の満足度が最も高く、利用者の希望を取り入れたバランスの良い食事によるものと考えた。

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    その他リンク: https://search.jamas.or.jp/default/link?pub_year=2009&ichushi_jid=J04339&link_issn=&doc_id=20090202460001&doc_link_id=0804056&url=https%3A%2F%2Fkango-sakuin.nurse.or.jp%2Fnid%2F0804056&type=%E6%9C%80%E6%96%B0%E7%9C%8B%E8%AD%B7%E7%B4%A2%E5%BC%95Web&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00014_1.gif

  • 看護師が患者から受ける暴力を把握するための報告に関する精神科看護管理者の認識 査読

    田辺 有理子

    日本精神科看護学会誌   52 ( 2 )   197 - 201   2009年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:日本精神科看護技術協会  

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  • 訪問看護師が抱えるジレンマとその対策 東北地方の精神科訪問看護師における実態調査より 査読

    伊関 敏男, 大川 賀久, 工藤 隆司, 菊池 奈緒, 三ヶ田 明人, 山田 一, 田辺 有理子, 稲葉 文香

    日本精神科看護学会誌   51 ( 3 )   169 - 173   2008年12月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:(一社)日本精神科看護協会  

    【目的】近年、精神医療は入院治療から外来医療、在宅医療、訪問看護へと変貌してきている。そのため訪問看護件数は、年々増加傾向である。しかし、訪問看護利用者(以下、利用者)は、陰性症状による生活障害や活動性の低下をきたしている場合が多く、さらに早期発症のために手段的日常生活動作が低い場合がある。そのために、訪問看護師は、利用者訪問時にジレンマを抱くことが多い。今回、精神科領域の訪問看護師が、どのようなことでジレンマを感じ、その解消方法としてどのような方法が有効と認識しているのかを調査した。その結果、有効な示唆が得られたのでここに報告する。【用語の定義】ジレンマ:今回の研究では、看護師が訪問看護での援助において期待された効果得られた時の感情と効果が得られなかった(困難な場合)時の感情の間に起こる葛藤とする。【研究方法】1.調査対象者:精神科病棟を有する19施設の精神科病棟、精神科外来、訪問看護部門の看護師。2.調査内容:1)属性:性別・年齢・免許の種類・雇用形態・所属部署・訪問看護師歴・精神科訪問看護師歴・看護師歴・精神科看護師歴。2)ジレンマの深刻さ。3)ジレンマの対策。3.調査方法:自記式のアンケート用紙にて、郵送にて回収。4.調査期間:2008年2月~3月。5.分析方法:パーセンタイルにて比較検討。6.倫理的配慮:研究の匿名性、参加の自由などを文書で説明。【結果】1.ジレンマの深刻さ:「利用者と本音の話ができない」:非常にあてはまる12名、「訪問看護ケアの効果が見えない」:非常にあてはまる15名、「自分の訪問看護ケアに自信がもてない」:非常にあてはまる13名、「利用者からのクレーム」:非常にあてはまる24名。2.ジレンマの対策:「利用者と本音の話ができない」:情報の共有化35名。「訪問看護ケアの効果が見えない」:情報の共有化29名。「自分の訪問看護ケアに自身がもてない」:スタッフの協力27名。「利用者からのクレーム」:各選択肢で差なし。【考察】今回の調査を通して訪問看護師はさまざまなジレンマを抱えていることが明らかになった。特に、「ケアの効果が見えない」「利用者からのクレーム」などの項目のジレンマが高かった。これらはどの項目も精神科訪問看護の本質的問題であり、今後ジレンマの解消のため、利用者の満足感向上のために、精神障がい者だから、個々に差があるという視点ではなく、最低限のフォーマットを構築し援助していく必要があると考える。(著者抄録)

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  • 精神科入院患者の私物自己管理の現状 査読

    稲葉 文香, 田辺 有理子, 田中 有紀, 樋口 日出子, 菊池 謙一郎, 伊関 敏男

    日本精神科看護学会誌   51 ( 3 )   567 - 571   2008年12月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:(一社)日本精神科看護協会  

    【目的】精神科入院患者の私物自己管理事情の現状を明らかにする。【研究方法】1.対象:東北地方A県における精神科病棟を有する全22病院の開放病棟および閉鎖病棟72病棟。2.調査方法:病棟責任者(病棟師長ないし主任)への郵送による自記式質問紙調査。3.調査期間:2007年2~3月 4.調査内容:保護室を除く一般病棟における私物129項目の自己管理の状況。5.分析方法:私物の自己管理を可能とする病棟数の割合をExcel2007にて集計、抽出し、各項目を分類した。【倫理的配慮】調査対象者に対して内容、得られたデータを研究目的以外には使用しないこと、協力をいつでも中止できること、公表時に個人が特定できないようにすることを文書で説明し同意を得た。【結果】病棟での私物自己管理について可能と回答した病棟数の割合は100%が10項目、90%以上100%未満が25項目、80%以上90%未満が16項目、70%以上80%未満が7項目、60%以上70%未満が13項目、50%以上60%未満が14項目、40%以上50%未満が8項目、30%以上40%未満が12項目、20%以上30%未満が7項目、10%以上20%未満が11項目、0%を超え10%未満が6項目、0%は0項目であった。また、前述した割合ごとに物品を患者の生活の視点で分類した。【まとめ】今回の調査によって対象病棟の半数以上の病棟が自己管理を可能としている物品は、調査項目129項目中85項目であったことが明らかになった。課題となるのは、病棟によって自己管理を可能としている項目でも、病棟によっては自己管理を不可能としている物品があることである。不可能としている物品、特に病棟によって判断にばらつきのあった物品に関しては患者個々のアセスメントにより自己管理が可能となる可能性をもつと考える。精神科入院患者の私物自己管理について再検討することは患者の自立への援助を促進することにつながる。本研究が私物の自己管理の拡大へ向けた基礎資料として検討いただければと考える。(著者抄録)

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  • 岩手県において精神病者監護法はどう取り扱われてきたか 「精神病者監護法令取扱手続」を読み解く 査読

    田辺 有理子

    岩手看護学会誌   2 ( 1 )   23 - 30   2008年10月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:岩手看護学会  

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    その他リンク: http://search.jamas.or.jp/link/ui/2010044409

  • 岩手県における精神病者監護法時代の精神障害者処遇の歴史 査読

    田辺 有理子

    岩手県立大学看護学部紀要   10   9 - 22   2008年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:岩手県立大学  

    本稿では,岩手県の精神障害者の処遇に関する歴史の一部として,1903(明治36)年から1941(昭和16)年の監置の動向を明らかにした監置に関する資料に,『岩手県警察統計書』および『府県統計書岩手県』を用いた.また,同時期の岩手県内の精神科医療に関する論文,警察資料,新聞などを用い,全国調査や法律に照らして岩手県の監置の特徴を検討した.各年末の監置者数は43人から170人,男性が多かった.精神病者監護法における監置は一生解かれないという一般的な認識とは異なり,一度監置されても監置を解かれる人数が死亡の人数よりも多かった.監置場所は,私宅監置が最も多かったが,他に精神科病院や精神病者収容所が用いられた.また,岩手県の精神科病院開設は1932(昭和7)年で,他県に比べて遅れていたため,一部の精神障害者は県外の精神科病院や,病院の機能を持たない精神病者収容所に監置された岩手県の精神障害者の多くは治療を受けられないまま,都市部から離れた地方且つ厳寒の過酷な環境で,私宅監置を余儀なくされた.しかし,岩手県取締規則や新聞記事から,当時の処遇は保安だけでなく人権擁護の姿勢があったと推察された.The purpose of this research is to clarify the realities of lawful confinement of mentally disordered people from the Meiji era to the beginning of the Showa era. The realities of lawful confinement: 1) The number of people in lawful confinement at the end of every year was from 43 to 170 people. 2) There were more men than women in lawful confinement. 3) Opposite to common belief, more people were released from lawful confinement than those that remained until the end of their life. 4) Many lawful confinements took place at home. 5) Houses, hospitals, and one municipal facility were used as places of lawful confinement. First mental hospital was established in 1932 in Iwate Prefecture, later than most other prefectures. Therefore some mentally disordered people were lawfully confined to one municipal facility at the prefecture and hospitals at other prefectures. Most mentally disordered people in were not able to go to mental hospital, and were lawfully confined at home by necessity. Despite this, human rights were still preserved and protected in accordance with the law, according to newspaper accounts.

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  • 精神科病棟における金銭自己管理の現状 査読

    田辺 有理子, 伊関 敏男, 飯塚 文香

    岩手看護学会誌   1 ( 1 )   41 - 47   2008年2月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:岩手看護学会  

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  • 精神科病棟の私物持ち込みマニュアルに関する調査 査読

    田辺 有理子, 伊関 敏男, 飯塚 文香, 樋口 日出子, 菊池 謙一郎

    日本看護学会論文集: 成人看護II   38 ( 38 )   32 - 34   2008年2月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:日本看護学会  

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    その他リンク: http://search.jamas.or.jp/link/ui/2008292292

  • 治療的空間としての保護室持ち込み物品の特徴 A県における精神科病棟全数調査による分析 査読

    伊関 敏男, 飯塚 文香, 田辺 有理子, 樋口 日出子, 菊池 謙一郎

    日本精神科看護学会誌   50 ( 2 )   241 - 245   2007年12月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:(一社)日本精神科看護協会  

    【目的】治療のために短期的・一時的に使用される閉鎖的空間としての保護室に焦点を当て、患者の保護室での生活環境について持ち込み物品の側面から実態調査を実施する。【研究方法】1.対象:東北地方A県における精神科病棟を有する全84病棟(22病院)。2.調査方法:精神科病棟の各病棟責任者(病棟師長、主任)84名に対しての郵送による質問紙調査。3.調査内容:(1)病棟属性について、(2)保護室の持ち込み物品について。4.分析方法:統計ソフトSPSS14.0Jにて統計処理をした。5.倫理的配慮:調査対象者に対して得られたデータを研究目的以外には使用しないこと、協力をいつでも中止できること、公表時に個人が特定できないようにすることを文書で説明し同意を得た。【結果】1.A県全体の病棟構成:男子閉鎖病棟:18病棟、女子閉鎖病棟:15病棟、男女混合閉鎖病棟:22病棟、男子開放病棟:3病棟、女子開放病棟:1病棟、男女混合開放病棟:13病棟。2.保護室を有する病棟構成:84病棟のうち保護室を有する病棟は、60病棟。3.保護室の持ち込み物品1)原則可とする物品(全病棟での%:30%以上のみ記載):129項目中13項目2)条件付き可とする物品(全病棟での%:10%以上のみ記載):129項目中12項目4.保護室の持ち込み物品と病棟構成、病床数、職員構成との関係に有意な差は、認められなかった。【まとめ】今回、1つの都道府県においての調査ではあるが、全数調査を実施したことで、保護室持ち込み物品と病棟構成との関係やある地域の特徴が把握できたことは、意義があることといえる。つまり、保護室での物品だけの側面ではあるが、まだまだ患者に対して看護師を含めた医療従事者には偏見が強く、管理的色彩が強かった。また、その管理的傾向は、性別・職種などの違いに関係がないことが明らかになった。今後は、今回の調査結果を精神科看護の基礎資料として検討いただければと考える。(著者抄録)

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  • 精神科開放病棟の私物持ち込みの現状--縊死に関連した危険物の分析 査読

    田辺 有理子, 伊関 敏男, 飯塚 文香

    日本看護学会論文集 精神看護   38 ( 38 )   78 - 80   2007年12月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本看護協会出版会  

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  • 開放病棟と閉鎖病棟における私物の自己管理の制限の比較 A県における精神科病棟全数調査による分析 査読

    飯塚 文香, 伊関 敏男, 田辺 有理子, 樋口 日出子, 菊池 謙一郎

    日本精神科看護学会誌   50 ( 2 )   490 - 494   2007年12月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:(一社)日本精神科看護協会  

    【目的】閉鎖病棟と開放病棟という入院環境の違いによる、私物自己管理の現状を明らかにすることを目的とする。【研究方法】1.調査対象:A県における精神科病棟を有する全22病院の84病棟。2.調査方法:精神科病棟の各病棟責任者(病棟師長、主任)84名に対しての郵送による質問紙調査。3.調査内容:1)病棟の属性について。2)病棟における私物のうち患者の自己管理が不可能な物品について。4.分析方法:病棟構成の特徴の抽出、および開放病棟と閉鎖病棟との私物管理の制限の比較検討。統計ソフトSPSS14.0Jによる統計処理の実施。5.倫理的配慮:調査対象者に対して内容、得られたデータを研究目的以外には使用しないこと、協力をいつでも中止できること、公表時に個人が特定できないようにすることを文書で説明し同意を得た。【結果】1.A県全体の病棟構成:全22病院の84病棟のうち有効回答は79病棟。開放病棟:17病棟。閉鎖病棟:55病棟。その他の病棟(一部開放病棟・認知症病棟・準開放病棟など):7病棟。2.私物の自己管理について 1)開放病棟であれば閉鎖病棟よりも不可になる傾向が明らかに高い物品:該当なし 2)閉鎖病棟であれば開放病棟よりも不可になる傾向が明らかに高い物品:全項目の22.5% 3)開放病棟と閉鎖病棟との違いに伴う制限の違いがみられない物品:全項目の77.5%であったことが明らかになった。【まとめ】病棟構成の違いが私物自己管理の制限の違いとして明らかになった項目がおよそ2割であったことは、病棟構成による制限と病棟内における患者の私物管理の制限が別のものとして考えられているととらえることができる。一方、患者の症状にあわせ入院病棟が選択されていることを重視すると、病棟構成の機能を生かした制限の違いが多くの項目に表れることが望まれると考えることもできる。今日の精神科長期入院患者の退院促進の取り組みや、短期間での退院に向けた患者の自立に関する援助を向上させていくうえで私物管理の制限をどのようにとらえていくべきか、本研究が私物の自己管理の拡大へ向けた基礎資料として検討いただければと考える。(著者抄録)

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書籍等出版物

  • 介護リーダーのためのアンガーマネジメント活用法 : イライラと賢くつきあい活気ある職場をつくる 増補版

    田辺, 有理子( 担当: 単著)

    第一法規  2023年8月  ( ISBN:9784474091696

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    総ページ数:188p   記述言語:日本語  

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  • 怒った人に振り回されない自分をつくる : ナースのためのアンガーマネジメント 2

    田辺, 有理子( 担当: 単著)

    メヂカルフレンド社  2022年6月  ( ISBN:9784839216900

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    総ページ数:155p   記述言語:日本語  

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  • 精神に病をもつ人の看取り : その人らしさを支える手がかり

    田代, 誠, 石田, 正人, 田辺, 有理子, 白石, 美由紀( 担当: 共編者(共編著者))

    精神看護出版  2021年2月  ( ISBN:9784862940667

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    総ページ数:191p   記述言語:日本語  

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  • 精神看護学

    松下, 年子, 田辺, 有理子( 担当: 共著)

    放送大学教育振興会  2019年6月  ( ISBN:9784595319716

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    総ページ数:263p   記述言語:日本語  

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  • ナースのためのアンガーマネジメント

    田辺有理子( 担当: 単著)

    メヂカルフレンド社  2018年7月  ( ISBN:4839216312

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    総ページ数:158  

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  • イライラと賢くつきあい活気ある職場をつくる 介護リーダーのためのアンガーマネジメント活用法

    田辺 有理子( 担当: 単著)

    第一法規株式会社  2017年10月  ( ISBN:4474058690

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    総ページ数:160  

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  • ガマンしない、させない! 院内暴力対策「これだけは」: ひとコマイラストでわかる! 医療安全学習にそのまま使える/あらゆる暴力への対応を掲載 現場から17の取り組み例を紹介 (医療安全BOOKS)

    三木 明子, 三木 明子, 日本医療マネジメント学会, 坂本 すが( 担当: 分担執筆 範囲: 田辺有理子担当頁92-99 第2章 患者による暴力 どう防ぐ? どう対応する? どう守る? あなたを守る心のケア)

    メディカ出版  2017年7月  ( ISBN:4840461856

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    総ページ数:176  

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  • イライラとうまく付き合う介護職になる! アンガーマネジメントのすすめ

    田辺有理子( 担当: 単著)

    中央法規出版  2016年8月  ( ISBN:4805853972

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    総ページ数:155  

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  • ナースのイラッ!ムカッ!ブチッ!の解消法59例―ストレスからの「護心術」

    安藤 俊介( 担当: 分担執筆 範囲: 田辺有理子担当頁91-92,115-116,169-170 アンガーマネジメントテクニック30ワンポイント解説)

    日総研出版  2013年6月  ( ISBN:4776016710

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    総ページ数:193  

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MISC

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講演・口頭発表等

  • 娘として母の措置入院を約15年間希望しつづけた事例分析

    加藤 智哉, 田辺 有理子

    日本精神科救急学会学術総会プログラム・抄録集  2024年10月  (一社)日本精神科救急学会

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    開催年月日: 2024年10月

    記述言語:日本語  

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  • 精神科病院入院者への権利擁護活動 ピア(仲間)が支える、神奈川精神医療人権センター(KP)3年間の歩み

    三瓶 芙美, 濱田 唯, 横山 紗亜耶, 田辺 有理子

    精神保健福祉  2024年4月  (公社)日本精神保健福祉士協会

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    開催年月日: 2024年4月

    記述言語:日本語  

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  • 精神科救急医療体制・措置通報 横浜市の精神保健福祉法23条通報における未成年者の通報件数及び自傷件数の増加

    白木 富幸, 寺川 拓郎, 土屋 あずさ, 片山 宗紀, 山内 航, 小西 潤, 加藤 智哉, 田辺 有理子, 叶谷 由佳, 山田 典子

    日本精神科救急学会学術総会プログラム・抄録集  2023年9月  (一社)日本精神科救急学会

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    開催年月日: 2023年9月

    記述言語:日本語  

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  • 措置診察者の診察に同席した看護師が診察から措置入院に至る過程で行う家族支援

    加藤 智哉, 松下 年子, 田辺 有理子

    日本精神科救急学会学術総会プログラム・抄録集  2022年9月  (一社)日本精神科救急学会

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    開催年月日: 2022年9月

    記述言語:日本語  

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  • 児童精神及び精神科救急に携わる医師・看護師におけるLGBT(性的少数者)への診療態度

    早川 麻耶, 藤田 純一, 田辺 有理子, 菱本 明豊

    日本児童青年精神医学会総会抄録集  2021年11月  (一社)日本児童青年精神医学会

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    開催年月日: 2021年11月

    記述言語:日本語  

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  • 臨床現場とストレス 看護師のストレスケアに活用するアンガーマネジメント 招待

    田辺 有理子

    ストレス科学  2021年10月  日本ストレス学会

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    開催年月日: 2021年10月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

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  • LGBT(性的少数者)の患者に適切な医療を提供するための精神科医師看護師のニーズ

    早川 麻耶, 藤田 純一, 吉田 絵理子, 井上 洋士, 田辺 有理子, 菱本 明豊

    日本精神科救急学会学術総会プログラム・抄録集  2021年9月  (一社)日本精神科救急学会

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    開催年月日: 2021年9月

    記述言語:日本語  

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  • 看護基礎教育におけるSBIRTSを取り入れた授業の試み

    松下 年子, 江藤 和子, 辻脇 邦彦, 片山 典子, 荒木 とも子, 内野 小百合, 田辺 有理子, 寺戸 聡子, 桐生 敏行

    日本精神保健看護学会学術集会・総会プログラム・抄録集  2020年7月  (一社)日本精神保健看護学会

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    開催年月日: 2020年7月

    記述言語:日本語  

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  • 看護基礎教育におけるアディクション看護の教授 事例を通じての検討

    松下 年子, 荒木 とも子, 片山 典子, 辻脇 邦彦, 大澤 優子, 日下 修一, 田辺 有理子

    日本看護学教育学会誌  2018年8月  (一社)日本看護学教育学会

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    開催年月日: 2018年8月

    記述言語:日本語  

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  • セクシュアル・マイノリティ女性の被害体験と自殺

    早川 麻耶, 浅見 剛, 田辺 有理子, 平安 良雄

    女性心身医学  2018年7月  (一社)日本女性心身医学会

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    開催年月日: 2018年7月

    記述言語:日本語  

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  • 多職種アウトリーチでつなぐ被災地のNPO活動 岩手県大槌町における6年の活動の軌跡

    伊藤 亜希子, 田辺 有理子, 鈴木 満

    精神保健福祉  2018年1月  (公社)日本精神保健福祉士協会

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    開催年月日: 2018年1月

    記述言語:日本語  

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  • 信仰者が捉える信仰心と癒しと看護 信仰者と宗教家を対象としたインタビュー調査

    松下 年子, 片山 典子, 荒木 とも子, 内野 小百合, 田辺 有理子, 一柳 理絵

    日本看護科学学会学術集会講演集  2017年12月  (公社)日本看護科学学会

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    開催年月日: 2017年12月

    記述言語:日本語  

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  • 岩手県大槌町における長期コミュニティ支援 東日本大震災被災地支援プロジェクト報告2017

    田辺 有理子, 中田 信枝, 長谷川 朝穂, 鈴木 満

    日本精神科救急学会学術総会プログラム・抄録集  2017年11月  (一社)日本精神科救急学会

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    開催年月日: 2017年11月

    記述言語:日本語  

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  • レズビアン・バイセクシュアル女性の不安・孤独感および自殺リスク

    早川 麻耶, 浅見 剛, 平安 良雄, 田辺 有理子

    日本社会精神医学会雑誌  2017年8月  (一社)日本社会精神医学会

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    開催年月日: 2017年8月

    記述言語:日本語  

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  • アルコール健康障害対策推進基本計画を得ての、看護の役割拡大を目指した制度設計と看護研究

    松下 年子, 日下 修一, 河口 朝子, 田中 瞳, 寺戸 聡子, 田辺 有理子

    日本看護科学学会学術集会講演集  2016年11月  (公社)日本看護科学学会

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    開催年月日: 2016年11月

    記述言語:日本語  

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  • 臨床でのアディクション事例から、アディクション看護の課題と限界を見極める

    松下 年子, 河口 朝子, 辻脇 邦彦, 荒木 とも子, 内野 小百合, 田辺 有理子, 桐山 啓一郎

    日本看護研究学会雑誌  2016年7月  (一社)日本看護研究学会

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    開催年月日: 2016年7月

    記述言語:日本語  

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  • 調査・疫学 東日本大震災被災地における住民の心の健康問題に関する生活支援相談員の認識

    田辺 有理子, 岡本 典子, 伊藤 亜希子, 伊関 敏男, 中田 信枝, 村上 裕子, 田中 武, 藤井 千太, 山中 浩嗣

    日本精神科救急学会学術総会プログラム・抄録集  2015年12月  (一社)日本精神科救急学会

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    開催年月日: 2015年12月

    記述言語:日本語  

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  • 嫉妬妄想のある認知症高齢者の状況と訪問看護師の対応

    河口 朝子, 松下 年子, 片山 典子, 原田 美智, 内野 小百合, 寺戸 聡子, 田辺 有理子, 塩月 玲奈

    日本看護科学学会学術集会講演集  2015年11月  (公社)日本看護科学学会

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    開催年月日: 2015年11月

    記述言語:日本語  

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  • 危険ドラッグ使用者に対する看護の困難さ 依存症病棟で勤務する熟練看護師の語りから

    片山 典子, 松下 年子, 塩月 玲奈, 田辺 有理子, 早川 麻耶

    日本看護科学学会学術集会講演集  2015年11月  (公社)日本看護科学学会

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    開催年月日: 2015年11月

    記述言語:日本語  

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  • 障害者虐待に対する施設従事者の認識

    田辺 有理子, 松下 年子, 河口 朝子, 原田 美智, 片山 典子, 塩月 玲奈

    日本看護科学学会学術集会講演集  2015年11月  (公社)日本看護科学学会

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    開催年月日: 2015年11月

    記述言語:日本語  

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  • 危険ドラッグ使用者に対する精神科救急・急性期病棟および依存症病棟看護師の認識 インタビュー調査より

    松下 年子, 塩月 玲奈, 片山 典子, 田辺 有理子, 早川 麻耶

    日本アルコール・薬物医学会雑誌  2015年8月  (一社)日本アルコール・アディクション医学会

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    開催年月日: 2015年8月

    記述言語:日本語  

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  • 大規模病院の看護師長のメンタルヘルス リエゾン精神看護専門看護師の活用を展望する

    阿部 博子, 松下 年子, 田辺 有理子

    日本看護研究学会雑誌  2015年7月  (一社)日本看護研究学会

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    開催年月日: 2015年7月

    記述言語:日本語  

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  • リエゾン精神看護専門看護師の役割発達に向けた支援

    高橋 直子, 松下 年子, 田辺 有理子

    日本看護研究学会雑誌  2015年7月  (一社)日本看護研究学会

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    開催年月日: 2015年7月

    記述言語:日本語  

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  • 大規模病院の看護師長のストレスコーピングの実際

    阿部 博子, 松下 年子, 田辺 有理子

    日本精神保健看護学会学術集会・総会プログラム・抄録集  2015年6月  (一社)日本精神保健看護学会

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    開催年月日: 2015年6月

    記述言語:日本語  

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  • リエゾン精神看護専門看護師の役割発達のプロセス

    高橋 直子, 松下 年子, 田辺 有理子

    日本精神保健看護学会学術集会・総会プログラム・抄録集  2015年6月  (一社)日本精神保健看護学会

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    開催年月日: 2015年6月

    記述言語:日本語  

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  • 岩手の訪問看護ステーションにおける精神科訪問看護の実施状況

    熊谷 智義, 田辺 有理子, 佐藤 真由美, 山下 純子, 小林 しのぶ, 田沢 光正, 高橋 栄子, 熊谷 多美子, 長沼 敦子, 琵琶坂 和江, 及川 忠人, 立身 政信

    岩手公衆衛生学会誌  2015年2月  岩手公衆衛生学会

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    開催年月日: 2015年2月

    記述言語:日本語  

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  • 病棟看護師長が患者から受けた暴力の体験

    田辺 有理子

    日本看護研究学会雑誌  2014年7月  (一社)日本看護研究学会

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    開催年月日: 2014年7月

    記述言語:日本語  

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  • 岩手の地域特性を活かした生活支援の実践に学ぶ精神保健福祉専門職研修の試み

    田辺 有理子, 熊谷 智義, 佐藤 真由美, 藤原 隆之, 山下 純子, 小林 しのぶ

    岩手公衆衛生学会誌  2014年2月  岩手公衆衛生学会

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    開催年月日: 2014年2月

    記述言語:日本語  

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  • 訪問看護ステーションによる精神科訪問看護の課題 先行研究のレビューを中心に

    熊谷 智義, 高橋 栄子, 佐藤 真由美, 田沢 光正, 熊谷 多美子, 長沼 敦子, 琵琶坂 和江, 山下 純子, 小林 しのぶ, 田辺 有理子, 立身 政信, 及川 忠人

    岩手公衆衛生学会誌  2014年2月  岩手公衆衛生学会

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    開催年月日: 2014年2月

    記述言語:日本語  

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  • 患者から看護師への暴力に関する病棟師長の対応

    田辺 有理子

    日本看護科学学会学術集会講演集  2013年12月  (公社)日本看護科学学会

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    開催年月日: 2013年12月

    記述言語:日本語  

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  • 多職種チームにおける精神科デイケア看護師の経験

    田辺 有理子

    日本看護研究学会雑誌  2013年7月  (一社)日本看護研究学会

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    開催年月日: 2013年7月

    記述言語:日本語  

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  • 岩手県盛岡地域における精神障碍者の生活支援とニーズの状況 市町村、支援事業所、当事者、家族を対象とした調査の結果

    山下 純子, 藤原 隆之, 小林 しのぶ, 熊谷 智義, 佐藤 真由美, 田辺 有理子

    岩手公衆衛生学会誌  2013年3月  岩手公衆衛生学会

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    開催年月日: 2013年3月

    記述言語:日本語  

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  • 精神保健福祉の地域生活支援ニーズに関する文献検討

    田辺 有理子, 佐藤 真由美, 熊谷 智義, 山下 純子, 藤原 隆之, 小林 しのぶ

    岩手公衆衛生学会誌  2013年3月  岩手公衆衛生学会

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    開催年月日: 2013年3月

    記述言語:日本語  

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  • 訪問看護ステーションによる精神障がい者への対応 岩手県内の2事例の比較

    熊谷 智義, 高橋 栄子, 佐藤 真由美, 田沢 光正, 熊谷 多美子, 長沼 敦子, 琵琶坂 和江, 山下 純子, 小林 しのぶ, 田辺 有理子, 立身 政信, 及川 忠人

    岩手公衆衛生学会誌  2013年3月  岩手公衆衛生学会

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    開催年月日: 2013年3月

    記述言語:日本語  

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  • 患者から暴力を受けた看護師の二次被害体験

    田辺 有理子

    日本看護科学学会学術集会講演集  2012年11月  (公社)日本看護科学学会

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    開催年月日: 2012年11月

    記述言語:日本語  

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  • 患者からの暴言に関する精神科看護師の報告行動と関連要因

    田辺 有理子

    日本看護研究学会雑誌  2012年6月  (一社)日本看護研究学会

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    開催年月日: 2012年6月

    記述言語:日本語  

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  • 精神科で発生する患者の暴力に関する看護師の捉え方と背景要因

    田辺 有理子

    日本看護科学学会学術集会講演集  2011年12月  (公社)日本看護科学学会

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    開催年月日: 2011年12月

    記述言語:日本語  

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  • 精神障がいの子を持つ母親が困難を乗り越えるプロセス

    野田 実由姫, 田辺 有理子

    日本看護研究学会雑誌  2011年7月  (一社)日本看護研究学会

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    開催年月日: 2011年7月

    記述言語:日本語  

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  • 患者から看護師への暴力の報告に関する判断の影響要因

    田辺 有理子

    日本看護科学学会学術集会講演集  2010年12月  (公社)日本看護科学学会

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    開催年月日: 2010年12月

    記述言語:日本語  

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  • 医療現場で発生する患者からの暴力の認識に影響する要因

    田辺 有理子

    日本看護研究学会雑誌  2010年7月  (一社)日本看護研究学会

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    開催年月日: 2010年7月

    記述言語:日本語  

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  • 精神看護学における当事者参加授業の参加者の要望と教員に求められる配慮

    田辺 有理子, 田中 有紀

    日本看護学教育学会誌  2010年7月  (一社)日本看護学教育学会

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    開催年月日: 2010年7月

    記述言語:日本語  

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  • 患者から暴力を受けた看護師にとって支えられたと感じる対応

    田辺 有理子

    日本看護科学学会学術集会講演集  2009年11月  (公社)日本看護科学学会

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    開催年月日: 2009年11月

    記述言語:日本語  

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  • 精神科看護領域で発生する患者の暴力と看護師支援に向けた課題

    田辺 有理子

    日本看護研究学会雑誌  2009年7月  (一社)日本看護研究学会

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    開催年月日: 2009年7月

    記述言語:日本語  

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  • 看護師が患者から暴力を受けた後の対応に関する精神科看護管理者の認識

    田辺 有理子

    日本看護科学学会学術集会講演集  2008年11月  (公社)日本看護科学学会

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    開催年月日: 2008年11月

    記述言語:日本語  

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  • 精神科看護領域における暴力防止教育実施の現状

    田辺 有理子

    日本看護学教育学会誌  2008年8月  (一社)日本看護学教育学会

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    開催年月日: 2008年8月

    記述言語:日本語  

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  • 精神科病棟における金銭自己管理実施時の金額制限と保管場所に関する調査

    田辺 有理子, 稲葉 文香, 樋口 日出子, 菊池 謙一郎, 伊関 敏男

    日本看護研究学会雑誌  2008年7月  (一社)日本看護研究学会

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    開催年月日: 2008年7月

    記述言語:日本語  

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  • 看護教育におけるSSTの活用と学習意欲を高める要因について

    遠藤 良仁, 伊関 敏男, 田辺 有理子

    日本看護学教育学会誌  2007年8月  (一社)日本看護学教育学会

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    開催年月日: 2007年8月

    記述言語:日本語  

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  • SSTを利用した実習不安軽減への取り組み

    伊関 敏男, 遠藤 良仁, 飯塚 文香, 田辺 有理子

    日本看護福祉学会全国学術大会抄録集  2007年7月  日本看護福祉学会

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    開催年月日: 2007年7月

    記述言語:日本語  

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  • 社会生活技能訓練を利用した臨地実習不安軽減の取り組み

    伊関 敏男, 遠藤 良仁, 飯塚 文香, 田辺 有理子

    日本看護研究学会雑誌  2007年6月  (一社)日本看護研究学会

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    開催年月日: 2007年6月

    記述言語:日本語  

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  • 精神科外来における看護相談の実態 相談内容と対応の分析

    田辺 有理子, 坂上 恵子, 大堀 まゆみ

    日本看護研究学会雑誌  2002年7月  (一社)日本看護研究学会

  • 看護者-患者関係の発展を阻害する要因についての一考察 母子関係に問題を抱える患者との相互作用の分析

    田辺 有理子, 柴田 真紀, 池田 明子

    日本看護研究学会雑誌  2001年6月  (一社)日本看護研究学会

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    開催年月日: 2001年6月

    記述言語:日本語  

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受賞

  • 奨励賞

    2024年3月   日本精神科救急学会   横浜市の精神保健福祉法第23条通報における未成年者の通報件数及び自傷件数の増加

    白木富幸,寺川拓郎,土屋あずさ,片山宗紀,山内航,小西潤,加藤智哉,田辺有理子,叶谷由佳,山田典子

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  • 若手研究者研究奨励賞

    2009年5月   北里大学同窓会   医療現場で看護師が患者から受ける暴力の対策および看護師支援に関する研究

    田辺有理子

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 精神科病院における虐待を防止するための看護師教育プログラムの構築

    研究課題/領域番号:24K13782  2024年4月 - 2028年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    田辺 有理子, 加藤 智哉, 山田 典子, 藤澤 希美

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4550000円 ( 直接経費:3500000円 、 間接経費:1050000円 )

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  • 医療介護福祉職の怒り感情マネジメント教育プログラムの開発と評価

    研究課題/領域番号:20K10578  2020年4月 - 2024年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

    田辺 有理子

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    配分額:4420000円 ( 直接経費:3400000円 、 間接経費:1020000円 )

    医療介護福祉分野で患者や利用者への不適切な対応や虐待を防止するため、援助職自身の感情マネジメントが求められている。本研究では、医療介護福祉職の怒り感情に着目した感情教育プログラムを構築・実施し、怒り、衝動性、攻撃性などを指標として教育の効果を検証する。より効果的な教育モデルを構築するため、学習ニーズに応じたプログラム内容を検討するとともに、プログラムの実施形態として集合教育と小規模グループ学習、1回研修と反復学習による教育効果を比較検証する。これにより医療介護福祉職への効果的なメンタルヘルスケア教育を提案し、良好な精神状態で質の高いケアを提供できる環境づくりに貢献する。
    本研究は、先行する研究課題(17K12164)で実施した教育プログラムおよびその効果測定の調査を踏まえ、最終年度前年度申請によって引き継いだ研究課題である。先行課題では、講義とグループワークによる演習を組み合わせた教育プログラムを整備した。2020年度は、先行課題において収集したデータを分析し、研究プログラムの改訂のための課題を抽出した。2021年度は看護職に実施した教育プログラムの効果測定について、論文を投稿した。
    先行研究から引き続き教育プログラムを実施したが、感染症拡大の影響により研修がオンラインになったり、時間や集団の規模が変更されたりと不安定であったため、教育プログラムの時間および規模のほかにオンラインによる実施を想定して柔軟な効果測定を検討している。

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  • 医療介護職の怒り感情マネジメント教育プログラムの構築

    研究課題/領域番号:17K12164  2017年4月 - 2021年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

    田辺 有理子

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    配分額:4680000円 ( 直接経費:3600000円 、 間接経費:1080000円 )

    本研究では、医療・介護職の感情に着目して不安や怒りへの対処に有効なアンガーマネジメントの技法を用いた教育プログラムを実施し、職員の怒り表出を指標として教育の効果を検証する。すなわち、職員が自身の感情マネジメントを習得することによって、職員間の円滑なコミュニケーションに基づく安全で質の高いケアを提供できる組織の構築を目指すことを目的としている。
    初年度は、感情マネジメントの教育プログラムに関する国内外の情報収集、教育内容の精査および教材事例の抽出、教育プログラム実施準備および協力施設団体の募集、効果測定の準備及び実施を行った。
    教育内容の精査と医療介護の現場で遭遇しやすい事例を題材とした教材を抽出し実施プログラムを作成し、講義とグループワークによる演習を組み合わせて半日3時間および1日5時間の教育プログラムを整備した。講義では、怒りや不安の感情が生じるメカニズム、自身の感情へ適切に対処する技法を紹介する。講義、グループワーク、全員参加で意見を出し合うプログラムを活用し、自己と他者との価値観の違いへの気づきを重視し、集団力動を活用する。グループワークでは、参加者の身近な体験を題材として事例検討を行う。
    教育プログラムの効果測定として、教育プログラム実施ごとに、自記式質問紙を配布し参加者の反応を確認し、教育実施前後の変化として、研修内容の知識・技術の定着を測定する。教育実施後の職場での感情表出行動については、教育プログラム実施3か月後に郵送による事後アンケートを実施する。職員の怒り状態特性および感情表出や抑圧についてSTAXI(State-Trait Anger Expression Inventory)日本語版、ほか衝動性および攻撃性について調査する。

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  • 医療現場の暴力防止に寄与する怒り感情マネジメント教育プログラムの構築

    研究課題/領域番号:26463284  2014年4月 - 2018年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

    田辺 有理子

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:3250000円 ( 直接経費:2500000円 、 間接経費:750000円 )

    本研究では、医療者の感情に着目して怒り感情マネジメント教育のプログラムを構築することを目的とした。
    医療者の感情マネジメントについて看護管理者に情報提供し、教育プログラムのニーズに応じて職位職域別の集合研修を実施した。教育プログラムは、不安や怒りへの対処に有効なアンガーマネジメントの技法を用い、講義とグループによる事例検討、身近な体験を題材とした演習を組み合わせて構成した。医療安全に関する内容のほか、ストレスマネジメント、離職予防や職場内のコミュニケーションなどへのニーズが高く、医療のみでなく介護現場の虐待防止等の教育ニーズが高かったことから、介護職向けの教育テキストを作成した。

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  • 精神科病棟で患者から暴力を受けた看護師への支援に関する研究

    研究課題/領域番号:23792719  2011年 - 2013年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(B)  若手研究(B)

    田辺 有理子

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:2080000円 ( 直接経費:1600000円 、 間接経費:480000円 )

    本研究では、患者から看護師への暴力が発生した後の看護師の体験と、看護管理者が認識する支援という立場による認識の相違から問題点を明らかにし、効果的な支援方法を検討することを目的とした。
    患者から暴力を受けた看護師の体験から、暴力を受けた看護師へのかかわりは上司だけでなく、同僚やコメディカル、事務職員の言葉に傷ついた事例が語られた。また、管理者は、暴力発生の把握、暴力を受けたスタッフとの振り返り、上司への報告、スタッフを取り巻く人々の調整等の役割を担っていた。以上から、暴力発生後の二次被害につながる周囲の対応が明らかになり、病院内の全職種が支援体制を整えることが課題と考えられる。

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  • 精神科看護師が患者から受ける暴力の報告基準に関する研究

    研究課題/領域番号:21792318  2009年 - 2010年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(B)  若手研究(B)

    田辺 有理子

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:1560000円 ( 直接経費:1200000円 、 間接経費:360000円 )

    精神科看護師に、暴力の判断基準、報告基準についてインタビュー調査を実施した。暴力の認識、報告の方法や目的は多岐に渡っていた。さらに、暴力の認識の影響要因、報告の方法と基準、報告の促進要因と阻害要因について質問紙調査を実施した。暴力の認識は、看護師の経験年数、看護師・准看護師という取得資格の違い、性別などの影響を受けていた。報告基準は曖昧で、必ずしも安全対策に有効活用されていない可能性が示唆された。

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